こんにちは!
そして初めまして!farmo企画部の福田です。
これから現在farmoで、開発に向けて取り組んでいる内容を紹介していきます!
今回は、その第一弾として、現在開発に取り組んでいる「畜舎ファーモ」のご紹介です。
ファーモが畜産分野にも進出
畜舎とは、言葉どおり畜産でつかわれる動物を飼育するための建物です。
ファーモといえば、農業!というイメージが強くお持ちの方もいるかと思いますが、実は違う分野でも色々なものの解決に向けて取り組みを始めています。
その中の1つがこの畜産分野です。
現在のファーモでは、「農業と地域のスマートな未来環境をつくる」をミッションに掲げ事業に取り組んでいます。
そのため畜産以外にも、自治体様の課題を解決する製品についての開発も進めています。
このあたりの話は後ほど記事にしますね。
畜舎の中をスマホでモニタリング?畜産分野でのニーズを調査
前置きが長くなりましたが、早速本題です。
ファーモが畜産分野への進出を決めたのは、ある販売店様が関わっています。
その販売店様が、株式会社ポータス様です。
ポータス様は、畜産や、企業、複合輸送など、様々な分野でITソリューションを提供されている会社です。
ポータス様HP → https://www.portusinc.co.jp/
ある時、ポータス様から畜産向けに「ハウスファーモ」のような、ランニングコストがかからないモニタリングシステムができないかとご相談を受けました。
その後、ポータス様に畜産の現状をご紹介いただり、実際に畜産現場をご案内いただりする中で、「これは間違いなく困っている人がいる!」という判断になり、開発を進めることになりました。
今回は、ポータス様にご紹介いただいた畜産農家さんに、弊社製品を使っていただきましたので、その時の感想等をご紹介していきます。
畜舎にハウスファーモを設置して実証実験
今回ポータス様のご紹介で、実際の畜産農家さんに弊社製品をお試しいただき話を聞くことができましたので、その内容をご紹介します。
ご協力いただいたのは、千葉県に農場がある下山農場の岩城様です。
畜産分野では、温度、湿度、CO2のモニタリングが大切だということをポータス様から聞いていましたので、それらを計測できるハウスファーモを使ってもらうことにしました。
施設園芸向けに開発された製品ですが、今回の実証実験にはもってこいです。
実際にモニタリング機器があると便利なのか?、施設園芸よりも過酷な畜舎で、耐久性は大丈夫なのか?など様々な項目を検証させていただきます。
ファーモは畜舎の天井付近に設置してもらいました。
実験しての結果は…
「とても便利であった」、「1日の環境変化が分かって面白かった」など、良い感想をいただいた一方で、「このままでは使いにくい!」そんな部分も沢山わかってきました。
また感想をいただく中で色々とお話を聞かせていただいたのですが、遠隔から畜舎環境をモニタリングしたい背景には、色々な理由があると学ぶことができました。
例えば、
・畜舎内に極力入りたくない(畜舎内に入る=病気を媒介するリスクがあるため)
・自動管理システムがきちんと動いているかを確認したい
・作業のやり忘れがないかを知りたい
・今の環境がどうなっているのか単純に気になる
などなど…
いかに管理に気を使う仕事かがわかります。
この悩みを聞いていて、施設園芸農家さんと似た悩みを持たれているとも感じたと同時に、ファーモで解決できる悩みだとも感じました。
より一層解決したいという気持ちが強くなってきますね。今回の貴重な意見や発見した課題元に、畜舎向けファーモの開発をどんどん進めていきます。
今回の記事は、ここまでです。今後開発の進捗がありましたら続きを更新したいと思います(^▽^)/
ご協力いただいた下山農場岩城様、株式会社ポータス様、この度は誠にありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします!
余談ですが、、、畜舎に入るには全身シャワーを浴びる必要があります。こんなことは、この仕事をしていなかったら、一生知ることがなかったことだと思います。貴重な体験をさせてもらえました。
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