【今日の脳みそ】麦の香りが脳を刺激した。~そしたら、もち麦を生産する農家に出会った~

みなさ~ん、こんにちは!
読んでいただいてありがとうございます!
広報担当の小平です👒
農家さんの取材記事、かなり久しぶりの投稿になってしまいました…
これから、今までの分をちょこちょこ投稿していきたいと思います📣
今日は、中里町でもち麦の生産を行っている「有限会社 山口農園」さんに来ています☺️
お話をお聞きしたのは、代表の山口守さんと杉山 司さんです。

実際の麦畑にお邪魔してきました。
麦の収穫よりも前だったこともあり、フサフサな状態でしたが可愛かったデス!

まだこの時は収穫前だったので、田んぼの様子は稲がフサフサ状態でしたが、これから実がなるのは楽しみですね☆
こちらの山口農園さんでは、栃木県の新品種『もち絹香』を生産されてらっしゃいます。
基本的には、お米を中心に麦や大豆なども合わせて60ha程作付けされています。

写真右から:杉山さん、山口さんの奥さん、山口守さん

もち絹香 -mochikinuka-」にトライすることになったのは、代表である山口さんの奥さんがTVを見ていて水溶性のβグルカン(食物繊維)が体にいいという事を聞き、「絶対にこれが作りたいんだ!」と思うようになったのがきっかけ。
それでもしばらくは、種が手に入らない状況が続き栽培できずにいました。
それでも、もち麦をどうしても栽培したかった奥さんは、振興事務所にその相談をしていたため、もち絹香が試験栽培を始める段階で始めることができるようになりました。

見渡す限り畑が広がり、菜の花が咲いていたのがとても印象的だった。

もち絹香の栽培を先駆けて始めることになった「山口農園」で杉山さんは栽培を行っています。
どうして、就農することになったのか経緯をお聞きしました。

山口農園は杉山さんの奥さんの実家で、自身は元々、高校・大学時代に品種改良などの遺伝子関係でバイオサイエンスを学んだあと、キノコ関連の会社でサラリーマンをしていました。
他の仕事にやりがいを求めていたところだった杉山さんは、当時、山口農園が法人化して大きくなっていくタイミングで、「来ない?」と代表の山口さんに声をかけられ就農することに。
奥様とは小中学生時代から杉山さんと出会い、長い付き合いだった事もあって声をかけたと山口さんは回顧。

サラリーマン家庭で育った杉山さん。元は農業をするつもりは無かったんだそう。
それでも以前は、大学時代に山口農園でアルバイトをしたこともあったのだとか。
その時に”農業の面白さ”を感じたことが就農するきっかけとなった。

圃場に案内していただいた時の様子。

大学時代農業に面白さを感じた時のことを杉山さんが話してくれた。
農業に携わり始めた当時は、シイタケを専門に管理していて、時間に縛られず大学での空き時間を利用しながら「やりたいようにさせてもらって、黙々と作業できる」山口農園での仕事が楽しかったと当時について話してくれました。

山口さんは” 好きなようにやっていいよ ”と、杉山さんに伝えていた。
そのおかげで、ある程度自由に出来たことが、面白さを感じられたポイントだったのではないかなと杉山さんは話していた。
そんな風に声をかけたのには、山口さん自身が会社勤めをしていた頃の上司に「少しぐらい失敗しても、進歩すればいい」そんな意味を込めて「ちょっとぐらい、失敗しても大丈夫だ。」と言われていたのがあって。

自由にのびのびとできる環境で得意なことを、自分の責任でチャレンジできるなんて面白いって感じますね~😌🍀
それを見守っていた、山口さんが器の大きい方だなと思った取材でした☺️

収穫前の取材でしたが、収穫がとても楽しみになりました!
お恥ずかしながら、「麦」って名前があるので、もち絹香はお話をお聞きするまでヘルシーな食べ物だって知りませんでした。

これからも、山口農園さんのご活躍を応援したいと思います!
皆さん、取材のご協力ありがとうございました☆

次の記事もお楽しみに👒
チェケラ😉

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