こんにちは!!
先日、栃木県真岡市にある『SUNNY SIDE FARM』代表の児矢野さんと、営業の椎名さんにお話を伺ってきました。
取材したお二人の経歴と、農業を始めたきっかけについてご紹介します。
取材時お二人は28歳。
児矢野さんは前職が防災設備業をされており、営業の椎名さんは民泊の会社を経営されていらっしゃいました。
全くジャンルの違う仕事をしていた二人がどこで出会ったのか。
児矢野さんと椎名さんの出会いは、小学生の頃までさかのぼります。
「SUNNY SIDE FARM」は、児矢野さんが椎名さんを誘って始めたことからスタート。
当初はB品の野菜を販売し始めた。販売したところ思ったよりもお客さんの反応が良かった。
じゃあ、自分たちで作るのではなく買い取って仲卸のような販売をしようと考えた。
そこで椎名さんの知人に給食センター専門に仲卸の仕事をしている人がいたので話を聞いてみたところ、3か月先の見積りを出すことが分かった。
でも、天候は3か月先なんて読めない。自分たちで天気を読むことも無理。結局、販売することは断念した。
でも販売する時の金額を自分たちで決められないのであれば、自分たちで作ったら金額が決められるんじゃないかと考え、何かを作るという所に興味を持った。
そんな時、児矢野さんの父の知人で大規模にトマトを栽培している農家がいた。
その現場を見学をさせてもらうことができ、そこは土を使っていないなど自分たちの考えている農業とは全く違っていたことに衝撃を受けたという。トマトは1反(坪)単価の利益率が高いことを知る。そこでトマト栽培に興味を持ち、1年間そのトマト農家の元で研修を受ける。その後、今の『SUNNY SIDE FARM』の土地で農業を営んでいた人に出会う。その人は20歳の時にスタートをして、50年目で引退をする予定だった。二人が出会ったのは49年目の時。引退を考えているオーナーと交渉が無事済み、その後は児矢野さんが通いながら代がわりのため研修に参加し今に至る。二人が23歳くらいだった当時の事を振り返ってもらった。
トマト栽培は児矢野さんが行われていて、営業面は椎名さんがやっていらっしゃいました。
農地もないままで、根拠のない自信があった。その後「なんとかなる」とスタート。今考えれば不安ですと語ってくれた。
仕事に関しては、完全に分担していらっしゃいます。
そんな『SUNNY SIDE FARM』の名前の由来は、「トイストーリー」出てくる幼稚園の名前から児矢野さんが発想を得たそうです。
設立は2019年8月で、今年でトマトを作り始めてから3作目でした。
今回お話をお伺いした、お二人をご紹介します。
児矢野さんは愛知県や名古屋県の生産者の元を訪れ、勉強している。現在生産しているミニトマト9種類も、栃木で一般的に生産されているものでなく、愛知県や三重県で生産されているものだという。
その中でも優秀な生産者の作る苗を紹介してもらい育てていると聞き、育てるのが難しいのではないかと尋ねてみた。
「育てるのが難しいというよりも、結局トマトで一番いいのは味が良くて量がたくさんとれるものがいいんですけど、味と量は反比例してしまう。超美味しいフルーツトマトとかを作ろうとすると、本来20トン収穫できる物が7、8トンしか収穫できなくなってしまう。他の方の所では、味と量のバランスがいいトマトがあるので探しに行っている。」と話していた。
気になった方はぜひ、『SUNNY SIDE FARM』さんのホームページをご覧ください。
SUNNY SIDE FARM:https://sunnysidefarm-tochigi.com/
今回の取材で学んだことは勉強するだけでなく、勉強した物をいかに自分の中でかみ砕いて実用的に落とし込むかということの大切さを学びました。
私もインプットとアウトプットを繰り返したいと思います。
ではまた別の場所でお会いしましょう!
失礼いたします✨
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