こんにちは!
今回は栃木県宇都宮市にある、梨農家『阿部果樹園』阿部令子さんにお話をお伺いしました。
梨づくりの1年とは
4月に花が咲いて、人工交配をし実を付ける。たくさん生った実を5~6月摘果。同時に来年の枝の管理を7月しながら、梨が大きくなったら8~10月収穫。その後は肥料をあげて、剪定・誘引して冬場(1~3月)から花が咲くまで作業を繰り返す。
梨づくりで1番大変な作業
梨はデリケートな果物の為、収穫作業が1番難しい作業だと感じるとの事。少しこすれたり落としたりするだけでも傷がついてしまう。重さもコンテナに20㎏近く入る為、凄く重い。丁寧に取り扱わないと傷がついてしまうため、気を遣う作業。
梨栽培の難しい所
収穫の時期の見極めが難しい。何年やっても毎回「これでいいのかな。」と迷われるそう。収穫する際の判断基準は、色を見る。カラーチャートをみて判断している為、実際に収穫した時の色と収穫後持って帰ってきた時の色が違っていると、出来上がり過ぎている場合があり、色での判断が難しいとおっしゃっていました。出荷する場合と、すぐ食べる用でも判断基準が異なる為、難しいそうです。
就農歴31年。修羅場を乗り越え梨農家の道へ。
JA職員を経て、結婚後就農。5歳下の妹さんと二人姉妹だった為、お婿さんを貰って農家を継ぐことを小さい頃から農家になる事を意識していた。しかし、家族からもその期待があった為、嫁ぐことになると凄く反対をされてしまい修羅場になったそうだ。今でも思い出したくないほどの修羅場だったと話している。家族からの反対がありながらも結婚をされ、現在ご実家の農家は妹さんが継いでいる。
令子さんのご自宅は、古民家でお庭もとても立派でした。手入れは義父が行っているそう。
修羅場を乗り越え、現在はとても幸せそうでした。
令子さんありがとうございました(*’▽’)/
YouTubeでも、令子さんのインタビューを動画でUPしてありますので、ご覧いただければと思います📹
ふぁーもチャンネル~阿部令子さん編~:https://youtu.be/xdR3-P9nDT0
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