お世話になっております。
(株)farmo広報 小平です。
今日は、恒例のレディオベリーの取材で、栃木県 農政部の髙﨑さんの取材をさせていただきました。
いや~、お仕事の内容から栃木県内の農業の状況、スマート農業についてもお聞きしてきましたよ~♪♪
放送日は、2020/12/29(火) 10:20~10:30です!!
番組名はレディオベリーの「B withYou」内です。
ぜひ、ご視聴下さい😊
また、取材の模様はradikoでもお聴きいただけます♥
再び、「とちあいか」登場!!
お聞きした中でも勉強になったことを少しご紹介しまーーす✨
農業者が減少していて、現在の農業を営んでいる方も高齢化が進んでいる事は、多数のメディアでも取り上げられており、ご存じだと思います。
では、普段私たちがお米を食べている量に関してはどうでしょうか。
気にされたことあまり無いのではないでしょうか。
現代では食の多様化が進み、朝食にお米を食べない方も結構多いのではないですか?
私自身も時間がないとか、簡単だから取り敢えずパンやラーメンで済ませる日が多いです。
そこで、年間1人当たりどのくらい消費しているか、考えてみて下さい。
なんと正解は約50㎏です。(※1)
お茶椀で換算すると、1日当たり2.2杯分相当。
驚きですよね👀
確かにこう言われてみて気が付きましたが、お米3食食べる日って少ないカモ。
お米より、小麦の摂取の方が多いなぁと思いました。
1960年代(今から60年前)には118㎏で今の倍以上食べられていたんだって。
このことが、なんで「農業」に影響するのかというと、お米の摂取量が減るという事は、お米をたくさん作ったからと言って、全て売れる訳ではないですよね。
という事は、先ほど私もふと考えると「小麦の摂取のが増えている」と書きましたが、お米ばかり作っていても農家さんにとっては収益にならないですよね。
農家さんも私たち消費者の為に作物を栽培してくれてはいますが、自身の収入が無くなってしまったら、生活ができません。そうすると、お米だけでなく麦など別の作物を一緒に栽培するしかないんです。
しかし、別の作物を栽培するという事は、同時に何かをしたり、手間がその分増えたりして農家さんの負担が増える訳です。
では、なぜ手間が増えることが、農家さんの負担になるなのでしょうか。
最初に申し上げましたが、農業人口は減少しているんです。
ということは必然的に、畑の管理ができなくなってくる訳です。
そうなってくると、管理できなくなった畑はどうするでしょうか。
別の農業している方に管理してもらったり、誰もいない場合は畑が荒れますよね。
いずれこのままでは、私たちの食べるものもなくなっていくのではないかと思います。
「荒廃した畑」はどうなると思いますか。
害虫などが増えて、栽培している隣の田んぼ(近隣)に影響が出ます。それだけでなく、洪水などの災害時にも影響が出ます。田んぼはきちんと管理されていると、洪水を防いでくれる役目もあるのです。
参考までに、田んぼのダムとしての役割を記載しているページがあるので、覗いてみて下さい。(※2)
そこでどうしたら、農家さんが楽に仕事が出来るかという事と、農業人口が増えるのか考えると、やっぱり「スマート農業」が鍵を握っているのです。
例えば、お米の水管理と他の作物を栽培しているのが、同時に出来たのなら素晴らしいと思いませんか??
1人の農家さんが任される田んぼ(畑)の量が増えていったら、これから少なくなっていく農業人口を考えるととても間に合いません。
これから農業という事自体、変化が求められて来るだろうと、この仕事をしていて感じています。
私は、その分野に携われていることに凄く遣り甲斐と誇りを感じています。
なんか、熱くなってしまい語ってしまいましたが、色々考えるきっかけが出来た取材だったと感じています。
これからも、農家さんを応援するべく頑張っていこうと思います!
次回の記事もお楽しみに😊!
失礼いたします✋
【参考】
(※1)農林水産省HP:https://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/0405/05.html#:~:text=%E5%9B%BD%E6%B0%911%E4%BA%BA%E3%83%BB1%E5%B9%B4,%E3%81%BE%E3%81%A7%E6%B8%9B%E5%B0%91%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
(※2)関東農政局HP:https://www.maff.go.jp/kanto/nouson/sekkei/tamen/04_3.html
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